RS君の死


夕べの夕焼け

昨夜、ahと夕ごはんを食べている最中、otちゃんから電話。otちゃんからこんな時間に電話がくることなんかないのに、、
とっさに思ったことは、「RS君に何かあったのでは?」ということ。。私の悪い予感は当たっていました。
「8月にRS君が亡くなったと、彼のお兄さんから連絡があった。」というものでした。
RS君は、もともとはahの中学時代からの友人。寅さんのような人でした。
タクシーの運転手、ちいさなトラックで「可愛い可愛い魚屋さん♪」と流しながらお魚を売り歩くあやしい魚やさん、沖縄に住みついてスキューバーダイビングをしながら、お魚をとって売ったり、、etc.  
私たちが引っ越しをする度に、ふしぎとその前日くらいに連絡があって、いつも手伝ってくれました。とてもとても助けてもらいました。
最近は東京に戻って、コンクリートミキサー車の運転手をしていましたが、2年ほど前に腰を痛めてからは、思うように仕事ができないと言っていました。
しばらく連絡がないので、「どうしているかしら。元気にしているのかしら?」と時折気になっていました。
詳しい事情はわかりませんが、肝硬変で亡くなったとのことです。

私はめったにタクシーには乗らないのですが、乗った時は、「おつりはいりません。」と言うことにしています。RS君がタクシーの運ちゃんをしていた時に教えてくれたからです。「10円、20円でもいらないって言ってくれると嬉しいんだよね。1日で、タバコ代くらいにはなるから。」って。

やさしくて、お人好しで、男の美学で生きていたRS君。それゆえに、だまされることも多かったのでは、と思います。
とても悲しく、動揺しています。
ご冥福を祈ります。