鶯谷(うぐいすだに)

駅のホームにて。スカイツリーが見えました。

ホームの階段を降りて改札口に出る途中の壁にペンキで描いてあった鶯。
7月25日、金曜日、あの暑い暑い日、k・keikoさんと鶯谷駅の改札で待ち合わせて1年半ぶりに出会いました。前回の出会いは、40年ぶりでした。
女子大生だった私が、隣保館に通っていたころ、keikoさんは、足立区本木の隣保館の保母さんでした。

どうして、鶯谷
それは、40年以上前、本木隣保館の帰り道、二人で鶯谷まで、バスに乗り、駅前にあった「あいきょう」という喫茶店でよくおしゃべりしていたからです。いまだに「あいきょう」があるはずはないけれど、私、あれ以来、一度も鶯谷にも本木にも行っていなくて、keikoさんと会うなら「鶯谷で、」と提案したのです。keikoさんも40年ぶりだったそうです。
猛暑の中、「あいきょう」を探して少し歩きましたが、見つかるはずもなく、駅近くのお蕎麦さんでお昼を食べて、適当な喫茶店も見つからず「ガスト」でおしゃべりしました。鶯谷は、かつても今も駅前にラブホテルが多い街です。
40年前の思い出から今にいたるまでの積もりに積もったおしゃべり。暑く、熱く語り合いました。本木まで、行ってみたかったけれど、還暦もとおに過ぎた二人です。熱中症で倒れたら「老女2人、鶯谷駅前で熱中症。」とニュースに出てしまいそうなので、今回はやめにしました。
「秋になったら、」と約束して、別れました。
keikoさんは消防団の団員です。あの夜はお祭りがあり、「そのお手伝いで、これから、家の最寄り駅のコインロッカーに預けてある制服に着替えて、遅くまで、立ちっぱなしよ。」って言っていました。そのパワーに脱帽です。また秋に会えること、楽しみです。